矯正器具の種類によって

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矯正歯科の矯正は矯正装置ごとにだいぶ費用が異なります。一般的に目立つ治療よりも目立たない治療のほうが高くなります。目立つ治療として有名なのが金属ブランケットを歯の表側につける矯正です。金属ブランケット矯正をするには約60万円前後の治療費が必要です。透明は白や透明なブランケットを使用する矯正もあります。審美ブランケットと呼ばれている矯正装置で、金属ブランケットよりも高く約80万円前後の費用がかかります。リンガルブランケットという装置を歯の裏側につける矯正は裏側矯正と呼ばれていて約120万円前後の費用がかかります。また、上の歯だけ裏側に、下の歯に表側に矯正装置をつけるハーフリンガルは100万円前後します。

不正咬合を整えて歯並びを美しくするというのはつい最近できた考え方ではなく、紀元前からあります。古代エジプトやギリシャではすでに歯の矯正が行われていたそうです。その時代のものと思われる遺跡から矯正装置が発見されているためです。そして時代は流れて18世紀ごろになると、近代にも通じる矯正装置が開発され始めました。その時代にフランスにいた歯科医師が書いた矯正歯科の医学書には、今の矯正の原型となった矯正装置の記述があります。今から100年ほど前にはアメリカの歯科医師アングルが非抜歯による歯列矯正を訴え、矯正治療の基礎を築きあげました。アングルは矯正治療の父とも言われており、今でも矯正の分野でその理論が応用されています。